エルネスト・ネト展

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f0065016_20213138.jpgブラジル人アーティスト「エルネスト・ネト」のインスタレーション作品。丸亀・猪熊美術館にて。
過去何度も足を運んだ猪熊美術館だけれど、今回の展示は今までにない体験でした。
いつもと全く違う空間になっていました。
フロアー全体が大きな白い布とふんわり柔らかい光に包まれ、ナント靴を脱いで裸足で鑑賞。かどのないまあるいオブジェや天井からつり下げられた布に入ったそば殻やビーズの触感。巨大クッションの真ん中の泉のようなボールプール。
会場の布全体をひっぱる中心部の重りの中にはターメリックとクローブ。やわらかい、まとわりつくような、固い、さっくりした。足の裏や手の先から、目から、鼻から。直接に感じることのできる作品。気持ち良く安心して感情を解き放てるようなゆるやかな時間。
大人がみ〜んな思い思いに寝ころんで、日常ではあり得ない光景だな〜と思うとなんとなく可笑しかった。子供の遊び場だったら躊躇しちゃうけど、美術鑑賞だと思ったら許される?(笑)
私が1番好きだったのは背丈ほどの高さのトンネルのような空間。間には上下をつなぐやわらかい色の何本もの布。覚えてはいないけれど、産道?のようなイメージ。せまい空間てどうしてだかすごく安心する。
とんがった現代美術もおもしろいけれど、難しいことを考えずにリラックスさせてくれる作品というのは珍しいかも。いつまで〜でも寝転がっていたかったです(笑)
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by niji-no-tane | 2007-09-02 20:53 | アート
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